派遣社員から正社員の転職は不利じゃない!有利転職できる秘密とは

あなたは派遣社員から正社員になることが不利になると思っていませんか?

正社員にはなりたいけど、学歴・スキルに自信がない、結婚しても家族を養っていけるのか、この仕事を続けていてこれから先なにかの役に立つのだろうか、といったような歳を取るにつれてだんだん不安は大きくなるばかりだと思います。

しかし、派遣社員は働き方によっては正社員になれるチャンスだということをお話していきたいと思います。

派遣社員から正社員への転職が不利と言われる理由

まずは、派遣社員が正社員に転職する時に不利だと言われる理由についてお話していきます。

【雇用側企業が派遣を見下している】

派遣という仕事の役割上、そこで任されていた仕事の責任の重さ・重要さが正社員に比べて低いと見られています。
たしかに、派遣社員にかなり重要な契約・接待などを任せることは稀だと思います。

会社としては中途採用の場合、即戦力ほど嬉しいものはありません。
現時点で人が足りていないのに教育にあてる時間や余裕が無い、雇ったはいいが向上心が無くいつまでたっても仕事を覚えてくれないとなると会社にとってはデメリットしかありません。

このような理由で派遣社員の評価が低いという見られ方もあります。

【会社の環境に対応できるのか】

会社となると少なからず人間関係が必要不可欠になってくるもので、大きい会社になればなるほどたくさんの人と嫌でも関わらなくてはいけません。
派遣社員の時には関わりたく無かったら、関わらなくていいやという考えも会社では通用しません。

どんなに嫌いだと思っていても関わらなくてはならない時が必ずあります。
そういったことも含めての印象が派遣社員としてしか働いたことが無い人の転職に不利だと言われる理由の一つであると言えます。

【雇用形態の違い】

派遣社員として働いている場合は決められた時間・日数を正確に守ることがほとんどです。
契約内容にもよりますが、残業や休日出勤は基本的に無いです。
仮にそのような指令を受けても、契約内容に記載がなければ断ることも可能となっています。

実際に企業に正社員として勤めると、今日中にやらないといけない、いつまでに仕上げないといけないなどの制限があることがほとんどです。

特に日本は働きすぎと言われるほど、それが当たり前になっているため、企業側からすると、派遣時代に緩い環境を味わった人間を雇うということは不安要素のひとつとなってしまいます。

派遣社員の間違った考え方

派遣社員だからといって働きたい時に働いて、勤務すると伝えてるにも関わらず遊ぶ予定が入ったからや、気分的にしんどいからという理由で仕事を休んだり、仕事を休むにも関わらず無断で何の連絡も無しに仕事を休んだりしていいものでは決してありません。

また時間が経てば仕事が終わるからといって手を抜いて働いたり、自分の嫌いな仕事は避け、得意な仕事だけをしたり、何度も同じ失敗を繰り返しても特に責任は感じなくてもいいというのは大きな間違った考え方です。

派遣社員で働くといっても多かれ少なかれお金をもらって働いている事に変わりはありません。
必ずそれなりの責任がありますし、雇用側も派遣と言えども社員として仕事を任せているので、滞ると他の社員やお客様にも迷惑をかけてしまうことになります。

派遣社員として勤めていても、その企業から正社員募集の話が来ることもあります。
そういった正社員になれるというチャンスを逃さないために、今は派遣社員で働いていたとしても正社員と同様に責任感を持ち真面目に働く事が必要です。

派遣社員としての正しい働き方

一概に派遣社員といっても人それぞれ働く理由は別々です。
どんな目的で働いているのかを自分の中で整理する事も派遣社員として働く上でモチベーションを維持する大切な部分です。

【生きる上で生活に必要なお金のため】

もちろん派遣社員として生計を立てている人はいます。このような人だと自分にあっている仕事を選び、その仕事に対してより詳しくなり、自分の働きやすい環境を作っていくことがモチベーションの維持につながるのではないかと思います。

【空白期間を埋めるための穴埋め】

お金を貯めて欲しいものを購入したい、長期的に海外旅行などに行きたい。
このような人だと、いつまでという期間を決めてその期間の中で少しでも多く稼げるように時給の高い仕事だったり、残業のあるような仕事だったりを選んで仕事をする事で、目標に向けて自然とモチベーションは維持出来るのではないかと思います。

【次の就職までのスキルアップ】

何か挑戦してみたい仕事はあるけど、経験が足りない・転職期間でも少しでも次の仕事に役に立つことをしたいなどの場合は、一度派遣社員としてその業種をしてみてスキルアップを目指してみてください。

また、中々やりたい業種の仕事が派遣の仕事だと見つからないという場合には少しでも自分の目指す業種と関係のある仕事を選ぶ事がモチベーションの維持につながると思います。

転職先を見越した派遣

自分がこれから先やりたいと思っている業種があり、その業種で正社員を目指している方は安易に派遣先を選択してはいけません。
それこそ企業が嫌う安っぽさを与えてしまう可能性が高いからです。

そこで最終的に正社員として転職する先の企業が必要とする人材に少しでも近づける派遣先を探しましょう。

仮にあなたが採用担当でIT関係に就職したいと思っている人を面接したときに、「派遣で製造工場のライン作業していました」という人と「ソフトウェア開発の企業で基礎知識を学びました」という人がいた場合どちらを採用したいかは一目瞭然ですよね。

なので、それと同様に派遣会社に関しても慎重に選ぶ事が必要だと言えるでしょう。
将来やりたい業種があるのに登録している派遣会社がその業種やその業種に通ずる派遣先を全く扱っていないとなると、いつまでたっても自分のスキルアップは期待出来ません。

派遣会社はたくさんあり、自分にあった派遣会社を探す事は容易ではないかも知れませんが、少しでも無駄な期間がないように将来を見据えて選ぶ事が大切だと言えます。

企業が求める人材とは

企業が求める人材とは決して能力が高いから・学歴があるからだけではありません。
学歴に関して言えば会社に入ってしまえば全く関係がない事だと言えます。

大切なのはどんな企業にも共通して言えるコミュニケーション能力です。
どんなに仕事をする能力があっても会社は一人では成り立たないですし、一人で出来る業務などたかがしれています。
状況に合わせて自分は何をするべきか的確に判断して行動できる人は必要とされます。

また人が嫌がる仕事を進んでやれる人や言われた事だけでは無く自発的に仕事を出来る人も求められる人材で正社員になってからも大切な事だと言えます。

そして私が人材派遣会社のコーディネイターをしていた時にたくさんの人と関わってきて感じた、企業から求められる人に必ず共通している点は仕事に対して真面目だという事です。

実際に社員になっても派遣社員の時から勤務態度が良かった人は面白いようにいい噂ばかり耳にする事が多かったのですが、その反面、勤務態度が悪かった人に関してはせっかく正社員になっても何ヵ月か経つとまた派遣社員として働いている事が多いのが現実です。

派遣社員としての職歴が評価される時代

現在では、派遣社員としての職歴を評価するという企業が7割もいるそうです。
このような結果から決して派遣から正社員に転職することが不利ではないと言えます。
もちろんどの企業も即戦力を希望するのは当たり前だと思いますので、前職の仕事内容・辞めた理由・転職までの派遣での仕事内容などが評価につながります。

そういった意味でもやはり派遣会社、派遣先を軽い気持ちでは無く、しっかりと選ぶ必要があるという事が改めて言えます。

まとめ

派遣社員から正社員になるためにどういった準備をしておくべきか、企業が求める人材はどういった人材なのかをお伝えさせて頂きました。

読んで頂いたとおり派遣社員だったら正社員に転職が不利だという事は全く持ってありません。
派遣社員ということが低評価を受けることは無く、あくまでもあなた自身の姿勢が大切になってきます。

次の会社で正社員として働くために、今自分にできることは何かと考えて行動することが大切です。
すぐに転職先が見つからなくても派遣でただ穴埋めをするということではなく、少なくとも”次”に繋がる派遣先を探しましょう!
決して派遣は不利にはならず、逆に有利になる可能性も高いです!