看護師資格を活かせる意外な仕事&おすすめ転職先一覧!

昔は、せっかく看護師の資格をとったのだから看護師として輝ける急性期の病院やオペ室で勤務したいと思い働き始めた方は多いと思います。

しかし、働らきはじめてすぐに現実と理想はかけ離れていると気づかれたかもしれません。

残業は当たり前、命を扱うという仕事のキツさからくるストレス(特に精神面でのストレス)、睡眠不足やプライベートの時間が持てない、職場いじめなど、かなりの重圧を感じながら仕事を続けておられるかもしれないですね。

そこで今回は、キャリアップも目指せる看護師の経験を活かせるおすすめの転職先をご紹介したいと思います。

看護師はキャリアアップしながら転職できる!

一般の会社に勤めておられる人だと転職は自分の人生に影響する一大事、キャリアを棒に振るものだと考えがちですが、看護資格を持ったあなたはあまり心配ございません。

転職が新たな自分をみつけたり、キャリアアップにつながることもあります。

看護師資格を有している人は現在でも女性が多く、結婚、妊娠、出産、育児や親の介護など身の回りの変化が大きいため、一度病院を辞めると転職を躊躇される人もたくさんいます。

しかし、日本の現状からすると常に看護師不足、資格があっても活用していないというのも現実です。最近では転職、求人サイトも多く、仕事のブランクがあっても再就職がしやすくなっています。

さらに嬉しいことに、同じ給与でストレスなく、残業なく勤務できる職場もたくさんあります。ここでは、看護資格を他の仕事で活かせるおススメの転職先をご紹介していきます。

看護師のおススメの転職先一覧

では、看護師から転職するときにおすすめの転職先を平均年収や仕事内容と合わせて紹介していきます。

楽して稼げるという夢のような仕事は基本的にはありませんが、今の職場よりも有意義な環境になる転職先もきっとありますので、ご覧になってみてください。

病院の外来

月収(手取り):平均20−25万円前後

外来は残業がなく、もちろん夜勤もないため定時に帰宅できます。また、病棟とは違い看護記録や報告書の提出がありません。

患者様が入院が必要な場合、病棟との連携という役割もあるので少しでも病棟勤務と関わりのある仕事がしたい方にはとても向いているお仕事です。

病棟勤務に比べ夜勤がないので、給料が低めです。

精神内科外科病棟

月収(手取り):平均25−30万円 ※常勤(夜勤あり)

精神科と聞くと敬遠されがちですが、基礎知識があれば充実したお仕事ができます。

主に、患者様の健康状態の観察、薬の管理や投与、医師の支持による医療処置などです。病棟と言っても一般の病棟のような検査や緊急処置を行うことは少ないです。夜勤も交代で仮眠をとるところもあります。

患者様を理解したスタッフが多いので新たな分野でのお仕事もやりがいがあるかもしれませんね。症状を訴えられない患者様が多いので、症状を見極める観察力、洞察力が必要です。また、精神的なタフさも求められるでしょう。

その分、給料の中に危険手当がつくところもあるようです。

精神科認定看護師または精神看護専門看護師(リエゾンナース)の資格があれば、資格手当として約3千−5千円がつくことがあります。

クリニック

月収(手取り):平均25万円前後 ※勤務年数や勤務日数によって異なるためだいたいの目安

多くのクリニック勤務に求められるのが、採血や点滴処置、問診などです。クリニックによっては心電図の測定やレントゲン画像の現像などを行います。

もちろん、夜勤はありません。また休みは暦通り、休診日もあるので規則性があります。

クリニックによっては風邪の流行時期、子ども達が学校の休みになると忙しくなり少し残業が必要なところもありますが、これは大体時期が決まっているので精神的負担が少なそうです。

クリニックで求められるのはコミュニケーション能力です。

大体クリニックは地域に密着しているので、来院される患者様はご近所に住んでる方が多いです。

美容クリニック

月収(手取り):常勤30万円以上

給料が高いイメージのある美容クリニック。勤務内容として診察の介助やエステの施術などがあります。

美容クリニックのほとんどは入院施設がないので、日勤のみの勤務です。残業も少なめでプライベートの時間もちゃんと確保できます。

また、美容クリニックは駅近や立地条件がいいところにあるので、通勤時間が短くて助かるといわれる人もいます。

これは美容医療は健康保険が適用されないことが多く、料金も自由に設定できるのためスタッフに支払われる給与もその分高くなるようです。

また、インセンティブ制度を設けているクリニックはさらに給与水準が高い傾向にあります。さらに、社員割引で美容点滴や脱毛などがうけられるようです。

気をつける点として、美容クリニックによっては営業ノルマを課すクリニックがあるので、しっかり確認する必要があります。

デイサービス

給料:月収 常勤平均約25万円前後

医療行為はほぼありません。バイタルチェックや薬の管理、投与、観察を行います。利用者様の安全や転倒、体調管理に気を配ります。デイサービスによっては個人運動機能訓練を行っているところがあります。

こういうデイサービスでは看護師が運動機能訓練員として活躍できます。

利用者様のほとんどが高齢者なのでコミュニケーション能力が求められます。

働き方はいろいろで、パートや社員、非常勤など選択できます。デイサービスによっては週に一日から勤務できるところもあるので、自分にあった勤務形態を選べそうですね。

高齢者向け施設

給料:月収 常勤(夜勤あり)平均30−40万円前後

高齢化している日本では介護老人保健施設、介護老人福祉施設、介護付き有料老人ホーム、社会福祉施設、居宅介護支援事業所などさまざまなタイプの高齢者向け施設があります。

主に健康管理や投薬を行います。最近では施設によってインシュリン注射の介助や人工肛門の管理、胃ろうなどが必要なところがあります。

急変が起きることも少ないですし、入所者様とゆったり向きあえると思います。

訪問看護

給料:月収 日勤のみ常勤45万円以上

高齢者が自宅で療養し、看護師に自宅へ来てもらい看護を受けます。手際のよさや利用者様やそのご家族とのコミュニケーションする能力が求められます。

また急変時には自分で判断、対応することが必要です。その分看護のスキルが上がりますね。

オンコールと言ってスタッフが交代で夜間の電話当番をすることがあります。必要時には夜に利用者様宅へ訪問します。

訪問看護は時間外手当やオンコール手当てが充実しています。

訪問入浴

給料:月収 正職員30−35万円

訪問入浴で看護師に求められているのは入浴前後のバイタルチェックが主なお仕事です。

しかし、現実には介護士さんだけで介助することは少なく、看護師も一緒に介助します。その他入浴の準備や車への出し入れなどかなり体力が求められます。

訪問入浴はだいたい午前8時半から午後5時半までなので、日勤の勤務時間とあまり変わりません。

福祉施設

給料:月収 常勤 (夜勤あり)30−40万円

障がい者施設で看護師として働くこともできます。業務内容としてバイタルチェック、服薬確認、入浴時の処置、胃ろう、経管栄養管理、じょくそうや皮膚のケア、痰吸引、導尿などがあります。

医療行為は多いものの急性期の患者様ではないので、精神面でゆとりがあると思います。

検診センター、献血ルーム

給料:月収 日勤常勤20−30万円

検診センターでバイタルチェックや身長体重、問診などを行います。

一日に何十人もの人たちの血圧を測定したり、採血をするので検診センターで必要なのは手際のよさかもしれません。ここでは夜勤もありませんし、残業も少なめです。

仕事は基本的に単調なものなので覚えてしまえば楽に働くことができます。非常勤としても働くことができます。

献血ルームや献血バスは日本赤十字社が行っている事業です。献血ルームと献血バスでの給与の差があります。献血バスは現場の採血時間に間に合うように準備し、採血後は血液センターに戻り片付けがあるので、残業はかなりあります。

しかし、移動時間も勤務時間として計算されます。

また献血バスでの勤務の場合、血液センターから現場まで出張旅費という手当があります。

さらに献血ルームや献血バスは年中無休なので休日手当もあります。

献血ルームは残業手当や旅費手当がないので月当たり20万円ぐらいのようです。

産業看護師

給料:月収 常勤20−35万円

産業看護師とは企業の中にあるクリニックに勤務することです。

ほとんどが大きな企業に駐在し、主に社員の健康相談や応急処置、定期的な健康診断、健康診断に関するデータ管理などを行います。医師が常駐しているので責任がそれほど重くなく、医療行為もほとんどありません。とても人気のある職場です。

企業の中にあるクリニックなので日勤のみ、しかも土日が休みです。また、企業の中にあるので福利厚生が充実しているところが多いです。人気が高い職種なので求人の掲載が極端に少なく、競争率の高い職種といえるでしょう。

デスクワークが多いためパソコンの操作や企業マナーなどを身につける必要があります。

給料は夜勤がないので病棟勤務に比べ低めです。

治験コーディネーター

給料:月収 常勤30−35万円

新薬を開発した際、被験者に臨床試験を行いますがそのときに被験者の体調管理や治験説明などを行うのがこの治験コーディネーターです。

また、被験者の精神的不安を和らげたり、相談相手になることも仕事のひとつです。治験のときの注射や点滴などは治験を行っている病院の看護師が行うため治験コーディネーターが直接行うことはありません。場合によっては出張が必要な場合もあります。

対象となる疾患や病態などの深い知識が必要なためかなりやりがいのあるお仕事です。さらに新薬の開発にかかわれるのでこれもスキルアップにつながりますね。また土日休みの職場も多いようです。

医療機器メーカー(フィールドナース)

給料:月収 正社員40万円前後

医療機器メーカーで働くので、一般企業と同じく夜勤なし、土日休みです。

仕事内容は医療従事者や患者様に対して専門的情報を提供し、機器の使い方や特徴正しく説明します。そのためコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力が求められています。

しかし、直接医療行為を行うことはないので精神的には楽かもしれません。

ツアーナース

日給:1万円から1万2千円くらい(宿泊代、旅費は請求者が担当)

単発のお仕事が多く、旅行や研修、に添乗し、ツアー参加者の健康管理、服薬管理を行います。とても人気があり給料は日給制が多いようです。次のお仕事が見つかるまでの単発ではいることもできるみたいです。

イベントナース

日給:1万から1万2千円くらい

スポーツイベント会場やコンサート会場が勤務先です。主に応急処置が勤務内容です。

勤務時間は半日から数日間と短期のバイトです。

保育園

給料:月収 正社員約20−30万円

最近人気があるのは保育園看護師のお仕事です。子供たちと過ごす時間が多く、日勤のみのお仕事です。

仕事内容は健康観察やケガや病気の応急処置、歯磨きや手洗いなどの健康管理、園児によっては内服が必要な子もいるので内服管理などを行います。また健康だよりなどを作成することもあります。

コールセンター

給料:月給(三交代)平均30万円以上。※多い人では夜勤だけで50万円以上も可能のようです

医療や健康相談、簡単なケガの対処法や応急処置などを電話で対応するお仕事です。このお仕事は病院の診察時間が終わっている夜間が特に忙しくなるようです。

病棟勤務は無理だけど夜勤ができると言う方には向いているお仕事かもしれませんね。

パソコンをしながら電話対応になるためパソコンでの操作が必須です。また、救急分野の知識を磨き上げ、コミュニケーション能力、的確な判断力を持ち合わせておく必要があります。

コールセンターは企業勤務になるので、企業の福利厚生が受けられます。

ライター

給料:多い方で月給25万円以上

看護師資格や経験を活かしライターとして活躍することも可能です。
文字を書くことが得意な人やダブルワークとしてこのお仕事をしている方もいます。

看護資格保持者が転職するメリットとは?

このように看護資格を有している人が働ける職場はたくさんあります。

また、転職してキャリアアップできたと言う方やブランクがあったけど、自分にあった職場が見つかったと言われる方がたくさんいます。

今の職場で限界まで我慢して、仕事を辞めるときには燃え尽きて次のお仕事ができなくなったりということもあります。もちろん、転職するにあたって考慮することはたくさんあると思いますが、実際に転職された方々からもっと早く転職していれば良かったと言う声を聞くことが多いです。

あなたも、まずはどんな転職先があるのかだけでも探してみてはいかがでしょうか。

まとめ

まず自分がどの分野が得意なのかどんな現場でキャリアアップしたいのか決めておくと、その分野を狙い撃ちでき転職にかける時間を短縮できます。

いずれにせよ、これほど多くの選択肢があるのであれば、今の職場のストレスに悩みながら時間を過ごすのはあまりにもったいない!

転職もひとつのキャリアアップのチャンスと捉えて、転職関連の専門家に気軽に相談したり、転職サイトを眺めてみてください。